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和歌山・有田川町の和食店 糀dining39シトラス

土鍋で炊き上げた鯛めし

新しく、昼のひと膳

土鍋鯛めしと糀の昼膳

蓋を取る。湯気の向こうで、鯛をほぐす。

日・月・木・金の昼|全6品|税込3,300円

2名様から・前日15時まで・完全予約制

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お食い初めの祝い膳

お食い初め・宴会・接待

お食い初め・百日祝い

初めての儀式も、どうぞ肩の力をほどいて。赤ちゃんの成長を、ご家族で祝うひとときを整えます。

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宴会・お集まり

会席を囲み、会話を楽しむ一席に。ご人数と日程、ご予算をご相談ください。

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接待・会食

遠方からの大切な方へ。栖原港の地魚と、糀と出汁の手仕事でお迎えします。

発酵と大地

海からのいただき物を、使い切る。

風土が育てたものを、楽しみに。

一尾が、皿になり、汁になり、塩になり、糀になる。

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発酵と大地の話へ。

糀と出汁の手仕事

季節の魚、三種の削り節と昆布の出汁、糀を生かした下ごしらえ。
素材に合わせて仕込みを整え、お祝いの一席へつなぎます。

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糀と料理 | 素材と仕入れ
会席・コースを見る

『千年の一滴』と
出会った料理人

料理とは、支配するものではない。

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醸す

下ごしらえ、献立に合わせた肉や魚を、糀で醸す。

それは54℃から始まる。

目に見えない余白に、麹の香りが寄りそう。

すべては、時間という温度で変身する。

それが、理です。

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かつての自分は、火入れも塩も時間も、すべてを「正確にコントロールすること」が料理人の価値だと信じていた。狙い通りの味を再現すること、それが技術であり責任だと疑わなかった。

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しかし、『千年の一滴 だし しょうゆ』を観たとき、その前提は静かに崩れた。麹が呼吸し、微生物が見えないところで働き、時間そのものが味を育てていく。その営みは、単なる伝統ではない。一子相伝で受け継がれてきた、千年にわたる、目に見えない技の連なりだった。

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和食は糀の文化である。

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その一言が、自分の中に落ちた瞬間があった。だし、味噌、醤油、みりん——和食の根幹にある味の多くは、目に見えない糀の働きによって支えられている。それは技術でありながら、人の手を超えた領域でもある。

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衝撃だったのは、職人たちが「作っていない」ということだった。彼らは整え、委ね、そして待っている。音を聴き、香りを感じ、変化の兆しにだけ手を添える。その姿は、料理人というよりも、自然の流れに立ち会う観察者に近かった。

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その瞬間、自分の中の料理観が反転した。料理とは、技術で押し切るものではなく、素材と時間の力を引き出す行為だ。支配ではなく共存。演出ではなく対話。

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糀dining39シトラスの料理は、この気づきから生まれている。

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私たちは、素材の声を消さない。季節の流れに逆らわない。過剰に手を加えず、しかし無関心でもない。その一皿は、人の技術と自然の営みが、ぎりぎりの均衡で重なった瞬間の記録である。

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見えないものに敬意を払い、

時間に寄りそう。

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​それが、私たちの料理哲学だ。

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